韓国の６月外貨準備高、史上初めて４０００億ドル突破

ⓒ 中央日報日本語版2018.07.04 10:44

先月の韓国の外貨準備高が史上初めて４０００億ドルを突破した。

韓国銀行が４日に発表した「２０１８年６月末の外貨準備高」によると、先月の韓国外貨準備高は４００３億ドル（約４４兆１７００円）を記録した。２０１１年に３０００億ドルを超えてから７年２カ月のことだ。

先月の外貨準備高は、５月と比較すると１３億２０００万ドル増となる規模だ。５月の外貨準備高は３９８９億８０００万ドルを記録し、４月は３９８４億２０００万ドル、３月は３９６７億５０００万ドルだった。

５月末基準で、韓国の外貨準備高規模は香港（４３２２億ドル）やインド（４１２４億ドル）に次いで世界９位となっている。韓銀関係者は「中国の金融市場が動揺するなど、最近のように国際金融市場が不安な状況で外貨準備高が４０００億ドルを超えたことは国内経済のファンダメンタルズが安定しているという意味」と説明した。続いて「経常収支が好調を示した点も影響を及ぼした」と付け加えた。